不動産仲介業の仕事

不動産仲介業の仕事は主に不動産屋や不動産会社によって行われています。不動産会社というのは主に不動産の分譲や賃貸、売買など不動産仲介を行う会社で、ディベロッパーという業種もありますが、これは自社で土地開発を行い分譲している業種になります。「千三屋」(せんみつや)と言われることもある不動産仲介業ですが、これは営業つまり売る事が難しい業種であることの例えで、不動産仲介業は営業を千回やってやっと三回成約するくらいの難しい職業とされているようです。不動産仲介業に限らずなんでも物を売る商売というものは難しいものです。さて、不動産仲介業を行うには、よく、宅建(たっけん)と呼ばれる宅地建物取引主任者の国家資格が必要です。不動産仲介業を行う宅地建物取引主任者の国家試験は毎年20万人程が受験しており、国家資格の試験の中でも最も大きい規模の資格試験になっており、不動産仲介業を営むのにはこの試験に合格しなければなりません。

不動産仲介業の人材募集は宅地建物取引主任者が必須

不動産仲介業に必要な宅地建物取引主任者というのはそもそもどんなものなのか。宅地建物取引主任者は「不動産仲介業の相手方に対して宅地又は建物の売買、交換又は貸借の契約が成立するまでの間に、重要事項の説明等を行う国家資格者である。」となっています。宅地建物取引主任者は年齢や学歴などにかかわらず受験する事が出来、知名度も高いことから大変人気の資格です。試験自体もマークシート方式である事からも国家試験の中でも難易度が比較的低いと思われているようですが、試験が始まった1958年からの三年間は合格率が80%を超えていましたが、それ以降合格率はかなり下降しており、1990年には過去最低の12.9%まで落ち、2007年は17.3%という事で、宅地建物取引主任者の資格を取り不動産仲介業を営むのは想像以上に簡単ではないようです。合格するのには300時間前後の勉強が必要とも言われており、不動産仲介業の仕事を目指す方はそれなりの覚悟で勉強しなければ難しいと言えるのではないでしょうか。

不動産仲介業の仕事をしているのは

不動産仲介業の仕事は大手企業では、三菱地所や三井不動産などに代表される財閥系の会社や、東急不動産、阪急不動産などの鉄道系の会社、伊藤忠都市開発などの商社系不動産会社などなどですが、他にもメーカー系やゼネコン系、金融系など様々な会社があります。また、個人で不動産仲介業の仕事を営んでいる方も多くいらっしゃいます。これは、他の業種に比べると事業を始めるのが比較的簡単な事に起因していると思われます。とは言っても宅地建物取引主任者の資格や事業免許が必要なのは言うまでもなく、起業しやすい分、競業他社も多いと思われますので、企業の独自性やお客様に対するオリジナリティのあるサービスなどを開発していく必要があるでしょう。宅地建物取引主任者の資格を取得しても実際に業務を始めるには取引主任者証の交付を受ける事が必要ですが、それには2年以上の実務経験後、もしくは、登録実務講習実施機関が行う登録実務講習を受けて、都道府県知事の資格登録を受けなければなりません。

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